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奥山文弥 Fumiya's Flyfishing Diary 徒然(釣れ?ズレ?)釣り日記 

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2004年 12月 08日

フライフィッシングと親子の釣りをミックスして楽しく。

 12月6日は月曜でしたが、次男尚樹の幼稚園が休みということもあり、私も仕事を休んで近くの浅川へ出かけました。対象魚はコイ。この冬初挑戦です。浅川は高幡不動駅前あたりから、上流は八王子まで、コイは満遍なく散っています。ここぞと言うポイントは特にないのです。と言うのも、この川ぐらい河川護岸工事が頻繁に行われている川も珍しいほど工事の連続なので先週あったポイントが、翌週にはなくなっていると言う有様です。「どこが釣れるのか?」とよく聞かれますが、浅川ならここだと教えなくてもすぐにポイントが見つかります。釣らせてもらうことに慣れきってしまった方でも簡単にわかるはずです。これが釣りの基本ですけど。
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   浅川への釣行は電車あるいは小型車をお勧めします。

 その方法は土手を歩きながらコイが泳いでいるのを見つけてから釣るのが一番。クリスマス島のボーンフィッシュの釣りとは程遠いのですが、これも都市近郊のサイトフィッシングということで私のように結婚後遠征できなくなった釣り師は納得しましょう。
 さて幼稚園児の尚樹には、安全な足場のよいポイントで釣りをさせたいものです。ゆえに護岸されているポイントを選ばざるを得ません。今回は長靴を忘れたので中州には渡れませんでした。
この日は11時半に平山橋付近から釣りを開始。太陽光は温かでしたが風が強く、日中の最高気温が13度であったにも関わらず、体感温度は低く感じました。
工事の影響で目星をつけておいた堰堤上には魚が見つかりませんでした。ちょっと歩いてからコイを見つけ、まず仕掛けを作るまえに、コイの泳いでいる上流から、コマセとしてパンを撒いてみる。するとすぐにコイが浮き上がって来ました。コレ大切です。
しかしいつものように本物でさえ警戒してなかなか食いつきません。ハリがついている可能性があることを知っているのです。そこで仕掛けを作りながら尚樹にパンを撒き続けてもらい。「ハリは付いてませんよオ。」と安心させる努力をしました。ちなみにパンは8つ切りを予め細かく切っておくことをお勧めします。
 出来上がった仕掛けを流してもなかなか食いつきません。やはり賢いのです。食いついてもすぐに吐き出すのが見えました。次男に即アワセを求めるのは無理なので、仕掛けハリを直結したフカセに切り替え、反転流の中へ漂わせておかせました。すると1分も待たないうちにフィッシュオン。
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キチンと調整してあるドラグが滑り(コレ大切です。)、2200円なのにSicガイドがキチンと7個付いているカーボンロッドがしなりました。そして尚樹のいい加減なファイトでもカエシを潰した伊勢尼バリは外れることなく、浅瀬にコイが横たわりました。これがなんと68m。傷のない黄金に輝くきれいなコイでした。流石に宮城AVや白河でビッグサイズを仕留めている経験の持ち主です。と親バカになるシーンでした。
 ちょっと下流に移動してほどよい流れを見つけ、「お父さんが一尾釣ったら、マックに行こう。」と今度は私がフライフィッシング。尚樹にパンを撒いてもらうと出てくる出てくる。夏の相模湾のシイラを思い出してしまうほどです。(オデコを出してイワシを奪い合うあの姿、すでに懐かしいです。)
パンをかたどった白いフローティングバグを流すと、一発ヒット。なんて甘いはずはなく、これまたなかなか食いつきません。しかしながら「釣りを科学している私」は魚の性格を理解しているつもりです。
3尾ほどが取り合うようにパンを捕食しているところへ流すとフィッシュオン。シイラもそうですが、悠々と見破られるような状態ではなかなか食いつきません。そう知っているひとはあの状態で釣るのです。
6番ロッドがいい感じで曲がり、55cmほどのコイを引き寄せました。ちょっと痩せ気味のモスラの幼虫のようなコイでした。このポイントでは1尾釣ると沈黙してしまいました。エサを取り合っていたのに、、、、。
 さあ昼食にしようと橋を渡って再び川を見下ろすと、いるわいるわ。工事が昼休みなのか、到着時よりも水は澄み、コイの泳ぐ姿が確認できました。

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   親バカですが様になってきたファイトスタイルです。

「もうちょっとやろうよ。」と、息子をなだめ、その後30分ほどで2尾づつ追加しました。と、突然ブルドーザーが川の中を走り回り、また砂利を掘り始めた。「もう止めろ。」と言われている気がして、これが潮時と思い。釣りを終了し、マグドナルドへと向かいました。
 正味2時間で親子3尾づつ。我々としては大漁ですね。

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タックル

尚樹

ロッド:2200円の1,8mカーボン
リール:ダイワフリームス1500
ライン:ダイワSWライン8ポンド(2号)
リーダー:フロロカーボン3号直結
ハリ:がまかつ伊勢尼10号(バーブレスに)
エサ:ヤマザキパン8つ切



ロッド:アルトモアX926LD
リール:アルトモア200
ライン:WF6F
リーダー:アクロン4X9フィート
ティペット:タフロン1号
フライ:フローティングバグ(シロ)フックはがまかつ管付きチヌ5号バーブレス

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                尚樹が撮ってくれた写真です。

by fumiya_o | 2004-12-08 11:39 | 親子、ファミリーフィッシング


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